最近ビットコインが日本でも加熱していますが、この要因のひとつがHYIP(ハイプ)という投資形態だと考えられます。HYIPが注目される点として、日利1%以上という信じられない高配当で運営されている投資スタイルだということが大きなポイントでしょう。

HYIPは海外投資のひとつ

HYIP(ハイプ)とは、「High Yield Investment Program」の頭文字を取ったもので、日本語では「高収益投資プログラム」と言われています。

簡単に言えば海外投資プログラムのひとつで、最も大きな特徴が投資額に対する配当(利息)が日利で1%以上つくような案件が中心になっています。

HYIPはヨーロッパを中心に発展している新しい投資で、海外から多くの投資を募るために世界中から投資家を集める方式です。日本と異なる投資の法規にも恵まれて高金利配当を実現しているのです。

ビットコインで生まれた投資メリット

HYIPは日利(1日に付く利息)が1%から5%ほどの案件が多数あります。

なぜこんな高金利が可能なのか?というと、ここにビットコインの恩恵が強く現れているからです。というのもビットコインは仮想通貨のため、銀行での通貨交換が必要ないためです。

例えば日本でも証券会社が海外投資を請け負う場合がありますが…

  1. 海外通貨への交換手数料と交換にかかる時間
  2. 海外投資にまつわる証券会社への手数料

通貨を変換させて投資運用するために、あらゆる引き算が発生するのです。また証券会社の利益も必要ですから、予めその分を差し引いた利益を投資家に分配して手数料も発生してしまうのです。

このために一般的に海外投資は手軽感が薄く、顧客の配当利益も小さくなります。

ところがビットコインで投資する場合はこの中間代理が必要なくなります。通貨交換なしにダイレクトに海外投資先に入金でき、途中で失われるマージンがすべて顧客の利息に還元できるというわけです。

スマホからでも投資先へダイレクトに出資できるのです。

HYIPオリジナルの投資ルールによる高金利

ひとつのリスクとしても捉えられる部分ですが、HYIPには海外投資ならではのルールがあり、これも高金利配当に直結する理由です。

1,投資した資金への保証がない

日本の証券取引などでは拠出金の保証などが準備されているケースもありますが、HYIPの場合は投資した元金は、投資した段階で自分のものではなくなります。

2,元金の引き出しができないHYIPもある

『1』にも関わりますが、FXのような証拠金取引とは異なる投資なので元金を投資先が回収してしまい、投資者は配当で元金を回収していくというスタイルのものが多数です。(※一定の投資期間を超えると元金が回収できるものも多いです。)

3,運営側の失脚で急遽消える場合がある

HYIPでは顧客保証義務がないため、短期で投資家を多く集めるために運営費用以上の配当を提示して業務が回らなくなり投資先そのものが飛んでしまうものもあります。業務内容等のチェックで見極めることが大切です。

4,詐欺HYIP(scam)が存在する

最近は減りましたが、はじめから出資者を騙すことを目的とした詐欺投資先がにわかにあります。あまりにオイシくおかしい内容には注意が必要です。

高配当であるが故にこのようなリスクを心得ておくべきです。

基本的にはHYIP案件はすべて10年20年と続く投資案件ではなく、短期で出資を募って業務を大きくすることが狙いと考えられます。海外の零細ベンチャー企業などがこの仕組みを利用して業務拡大するものと捉えるのがいいでしょう。

投資法規がガチガチな日本では考えられないような柔軟(ゆるい)な投資が認められているのがHYIPなのです。

これらの要因で日利1%以上という超高配当となっています。

HYIP案件選びのポイント

HYIPを実行している投資先はヨーロッパ、特にイギリスで盛んです。この理由は2016年に住民投票で可決されたEU離脱が大きな要因だと考えられます。

EUでは加盟国の関税を免除する特例が敷かれていますが、イギリスもこれまでこの恩恵を受けてヨーロッパ各国との商品売買やビジネスが盛んにおこなわれていました。

このために潤っていた部分があるのですが、離脱によってイギリス通貨であるポンド価値が下がり、これを乗り越えるために世界から投資を集めてビジネス拡大しようとする思惑が生まれたのだと思います。

現在運営されているHYIPの内容は…

海運事業、不動産事業、発電事業をはじめとするビジネス支援のものから、ビットコインそのものに投資して価値を上げようとするものなど様々です。

ある種どれも将来性が高く感じられますが、実際のビジネスモデルがちゃんとしているものが基本です。そして日利が7%とかとんでもなく高いものも要注意です。

例えばビットコインに直接投資してダウンラインを確保していくネズミ講要素の強いものが人気ですが、これは企業に投資しているのではなくネズミ講の配当です。長続きしませんよね?

また、日利が高いものは人気が集まりますが、これまで見てきた状態ではあっという間に企業収入よりも配当額が上回ってパンクしています。

今後当方が実際に投資しているHYIP案件を随時お伝えしていきます。

実際の内容をしっかり掴んで投資するのが正しい方法だと思いますので、金利だけ見て焦って投資せずにあらゆる情報を確認する習慣をつけましょう。

HYIPリスク管理ポイント

1,必ず余裕のある資金で

最悪なくなってもダメージが少ない金額でおこないましょう。間違っても全財産をつぎ込むようなことをしてはいけません。HYIPは1000円ほどから投資できる内容ばかりですので大金が必要ではありません。

2,分散投資することを基本に

ひとつの投資先にまとめて投資するのではなく複数の投資先に分散して、もしもの場合(急遽の閉鎖等)のリスクヘッジを念頭に考えておきましょう。

3,できるだけ早く元本回収を

HYIPは元本が回収されたり引き出せない期間が発生するなどの条件があります。投資の配当を再投資資金に回せば配当は増えますが、まずは配当で投資した元本回収をおこなうことを考えておきましょう。

4,投資はすべて自己責任です

FXの信用取引のように自分が借金を負うようなことになることはありませんが、元本が残らなかったり投資先が破綻するリスクはあります。そのときに誰も保証してくれませんので必ず自己責任で。

日本の銀行金利がそもそも世界的に見ても異常

現在多くの方は、銀行を引き落とし用や金庫代わりに使っているくらいの認識で、金利なんかほとんど期待していない状態だと思います。

なのでHYIPを感覚的に「信じられない!何か裏がある!」と勘ぐってしまいますが、これは日本のゼロ金利政策に基いて、銀行利息がほとんどつかない状態が当たり前になってしまったからです。

例えば大手都市銀行の金利は…

上記のUFJ銀行だけにかかわらず、他の都市銀行の普通預金でも年利0.001%が基本になっています。定期預金にしたところでも0.01%が中心です。

普通預金の場合、100万円入れても1年につく利息はなんとたったの10円です。

我々はこの状態が当たり前だと認識しているので海外も同様だと捉えてしまいますが、現実的には異なるのです。

わかりやすい例で言うと外貨預金がありますが、高金利なことに驚いたことはありませんか?

ドルの場合でも日本の普通金利の200倍です。

日本のお金に関する規制は世界一厳しいともいえます。だからこそ、ここまでの経済大国になった理由だとも言えますが、いかに現状の日本金利が異常かわかるサンプルではないでしょうか。

このために高配当だと言われると「やばくない?」という心理は当然だと思います。しかしここまで説明したとおり、世界規模で見た場合にビットコインの恩恵で手軽に簡単に高利回り投資がおこなえるのです。

基本的なリスク管理を心得て自分のお金を増やす材料であるHYIPを上手く活用してみませんか?

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